菊吉のバッグができるまで
革の選別
仕入れた革のサイズ、傷、色むらなどのチェックをします。
革の腹部は、バックの顔になるところに使用するため、何度もチェックします。
革出し
革にバッグの型紙を合わせて、線を入れます。
バッグのデザインによって型が異なりますので、出来上がりの状態をイメージしながら、慎重に線を入れていきます。
革のあら裁ち
入れた線に沿って革をカットします。実際のバッグのサイズより大きめにカットしていきます。
裁断
バッグの実際のサイズに合わせ、金型を使って裁断します。
金型の形に合わせながら裁断をしていきます。
革すき
革の厚さを一定にする作業です。
機械での作業ですが、部分ごとに厚さも違いますので、機械まかせに出来ない工程です。
裏張り
商品の仕上がりを考え、部分ごとに芯材を確認しながら貼っていきます。
この作業でバッグのフォルムや質感も決まってきます。
縫製
糸の太さ、ステッチの幅を見極めて縫製します。
天然革素材は表面に凹凸や厚みがあるので、ステッチ1つ掛けるにも縫製技術が必要です。
検品
ステッチの幅や縫製など、今までの工程を最終検品します。
検品が終わるとお客様のもとへ渡るので、細心の注意を払ってチェックします。